オフィスワークの方は、一年中肌の乾燥に悩まされて困っているという方も少なくないのではないでしょうか。
オフィスの乾燥対策はとても難しくて、一日中オフィスで過ごすと肌がカサカサになってしまいます。
そこで今回は、オフィスの乾燥に負けないための肌作りのポイントを解説しましょう。
目次
オフィスの乾燥の原因とは
オフィスではほぼ一年を通して空調が使われることが多いですが、オフィスで使われる空調機器はパワフルなものですから湿度がとても低くなってしまいます。
家庭では暖房を使う季節になると加湿器で部屋の湿度を保つこともできますが、オフィスに加湿器が設置されることは少ないでしょう。
もし設置させたとしても広い空間の湿度を保つのは難しいので、どうしても湿度が低くなってしまいます。
オフィスの環境にもよりますが、パソコンが各デスクに配置してしてあるとそれだけ熱を発します。
デスクトップパソコンの場合は、熱を逃がすためのファンが回り続けるのでパソコンの台数が多ければ多いほど空気がさらに乾燥してしまうのです。
大量の紙の書類なども湿度を吸収してしまうので、オフィスワーカーはカラカラの環境で一日を過ごすことになってしまうのです。
オフィスワーカーの肌が乾燥する原因
オフィスの湿度が低くなるだけがオフィスワーカーの肌を乾燥させるわけではありません。
働いている人がどのような作業をしているかによっても、乾燥しやすいかどうか左右されます。
例えばオフィス内でも歩き回って移動することが多く、他のフロアへの移動もエレベーターではなく階段を使っているなど、座っているだけじゃなく動くことが多いと肌の乾燥を防ぐ対策になるのです。
その理由は動くことで血液の巡りが悪くなりにくいからなんです。
血液には肌の新陳代謝に必要な栄養を含んでいますので、血液の流れが良くなれば肌に必要な美容成分も運ばれやすくなります。
出社から退社までのほとんどの時間をデスクに座ったまま作業しなければいけない人は、全身の血行不良に陥りやすい傾向があります。
足がむくみやすくなるのもデスクワークの時間が長い人に多いお悩みです。
座りっぱなしの作業の人ほど、肌の乾燥に悩まされるリスクが高くなってしまいます。
オフィスの乾燥対策に役立つもの
オフィスの中の湿度を適度に保つのは難しいのですが、乾燥は肌にも良くないしウイルスが元気になるので風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
そこで、肌とカラダの健康のためにも乾燥対策に役立つアイテムを活用しましょう。
パソコンのUSBで使えるポータブル加湿器
自分のデスク周りの乾燥対策にはとても便利です。
缶ジュースくらいのサイズの加湿器なら邪魔になりません。
超音波ミストの加湿器なら熱も発しないので安全ですが、パソコンの故障の原因になるから禁止というケースもあります。
そのような場合は、電源もいらないペーパー加湿器がおすすめです。
紙に吸収された水分が蒸発することで加湿するので、湿度を上げる効果は小さいですが安全に使えます。
観葉植物も乾燥対策になり、空気をきれいにする効果もあるのでおすすめです。
ミスト化粧水
お仕事中に顔が乾燥してカサカサになってくる前に定期的にミスト化粧水を使ってみるのもいいでしょう。
顔だけじゃなく髪の乾燥にも効果があります。
マスクを使う
マスクをすると喉や鼻の粘膜の乾燥を防ぐことができ、マスクに覆われていることで顔の乾燥対策にもなります。
女性向けのマスクは小さめサイズですが、頬がしっかり隠れるサイズを使うようにすると良いでしょう。
乾燥に負けないための保湿方法
冬になって保湿を重視したスキンケアをするのではオフィスの乾燥には負けてしまいます。
よって、肌の乾燥対策は一年を通して保湿することが大切です。
- クリームタイプのファンデーションを使う
- 乾燥がひどい時はシートパックをする
- メイク前には必ず乳液やクリームを使う
- 乾燥しやすい目元にはアイクリームを使う
このように、日々のスキンケアだけじゃなく保湿効果を高められるケアをプラスするようにしましょう。
オフィスの乾燥対策についてのまとめ
オフィスで働くを悩ませる空調の乾燥や冷えなどは、美容への影響が大きいものです。
日々の乾燥がダメージの蓄積にならないように、小さな対策でも続けていくことが大切といえます。