顔がテカりやすく、一日に何度もテカりを抑えるためにメイク直しするのはとても面倒だから何とかしたいけど、脂性肌のせいだから仕方ないと諦めていませんか?
顔の皮脂分泌を抑えるために、色々なスキンケアを試してみても効果が実感できなくて、諦めてしまった方もいらっしゃるでしょう。
しかし、顔の皮脂分泌をコントロールする方法は続けることで徐々に効果が出てくることもあるのです。
そこで、皮脂テカりの改善方法をご紹介します。
目次
顔の皮脂分泌が激しくなる原因
皮脂とは、毛穴の中の皮脂腺というところで作られています。
毛穴は全身にあるのですが、皮脂が出やすい部位と皮脂が出にくい部位があります。
顔は皮脂腺が多いので、皮脂分泌しやすい部位ではあります。
しかし、顔の中でも皮脂分泌量が多いTゾーンがあるように、どこでも同じ皮脂分泌量ではないのです。
顔がテカテカして、いつも油ギッシュに見えてしまう肌質のことを脂性肌(オイリー肌)と言いますが、この原因は皮脂線の活動が活発になる要素が絡んでいます。
皮脂腺が活発になり、過剰な皮脂分泌をしてしまうのには、このようなことが考えられます。
原因1:間違ったスキンケア
顔がテカるのを抑えるために、皮脂を奪い取り過ぎるスキンケアをしていることが、皮脂分泌をさらに活発にさせていることが原因かも知れません。
皮脂の分泌量は、肌が乾燥状態にあると増量し、潤っていると減少します。
この機能が正常に働いていると、皮脂を奪えば奪うほど、過剰に皮脂量を増やそうとするのです。
原因2:肌のバリア機能が乱れている
乾燥やほこり、花粉などが肌に刺激を与える原因になる物質から守るのが角質層の表面にあるバリア機能です。
バリア機能として働く代表的な成分がセラミドです。
もともと肌に存在するセラミドには、7種類以上もあると言われています。
肌のセラミド成分が減少してくると、乾燥が進みやすくなるので、乾燥を防ごうとするために皮脂分泌が盛んになることがあります。
原因3:生活習慣の影響
皮脂分泌の量は女性よりも男性の方が多い傾向があります。
これは男性ホルモンによる影響です。
女性ホルモンも皮脂分泌を盛んにするホルモンもありますが、ホルモンバランスが保たれていると女性ホルモンが皮脂分泌量をコントルールする働きをします。
ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどで女性ホルモンが乱れると、女性の肌も男性ホルモンの刺激を受けて皮脂分泌が盛んになることがあるのです。
顔の皮脂分泌を抑えるためのスキンケア
顔の皮脂を抑えて、テカりにくい肌になるためには、スキンケア方法を見直してみることから始めましょう。
朝の洗顔方法
皮脂を奪い取るために、サッパリ洗い上げる洗顔料を使ってゴシゴシと洗うのは逆効果になります。
朝の洗顔は水か体温くらいのぬるま湯で何度もすすぎ洗うだけの洗顔に変えてみるのも一つの方法です。
どうしても洗顔料を使わないとスッキリしないという場合は、手の平でしっかり泡立ててTゾーンなどテカりやすいところに泡を乗せて、テカらないところは泡をつけないようにして丁寧にすすいでみましょう。
スキンケアでバリア機能をサポート
皮脂の分泌が盛んになる原因にバリア機能の低下があります。
スキンケアでは、弱くなってしまったバリア機能を助ける効果のある成分を補います。
スキンケアでは、セラミド配合しているものを使うことをおすすめします。
ベースメイクで皮脂を抑える
顔がテカりやすいと、どうしてもパウダータイプのファンデーションで皮脂を粉で吸収させようとしてしまいます。
でも、それが逆にテカりを目立たせることがあります。
皮脂をコントロールするためには、ファンデーションではなくメイク下地でしっかり土台を整えましょう。
皮脂吸着作用を持つメイク下地を使うと、毛穴もカバーできるので厚塗りしなくてもキレイに仕上がります。
顔の皮脂を抑えるまとめ
顔のテカりは、スキンケアだけでは完璧に防げないこともあります。
夜更かししたり偏った食生活を送っていたりすれば、どんなにスキンケアに励んでも肌は言うことを聞いてくれないでしょう。
規則正しい生活を送って、肌を健やかな状態に導いていきましょう。