冬は女性にとって色々と悩まされることが増えてきます。
肌の乾燥や手足の冷えなどで困っている女性は多いでしょう。
髪のパサつきも冬の乾燥でひどくなるので、ツヤのある髪を維持するのが難しくなります。
静電気でパチパチするのも冬ならではの悩みですよね。
そこで今回は、冬のパサつきを防ぐための対策をご紹介しましょう。
目次
冬の髪がパサつきやすい3つの理由
- 空気の乾燥
- 気温の低下による頭皮の冷え
- 静電気による影響
冬の髪のパサつきの原因は、冬の気候に影響されることなのですが、もともと髪の毛がダメージを受けて傷んでいると、さらにパサつきやすくなり、まとまりにくい髪になってしまいます。
パサついて広がると、扱いにくくて朝のスタイリングにも時間がかかってしまい、忙しい朝にはとても困ります。
気候の変化に合わせたヘアケアをしてパサつき対策することが大切です。
冬に静電気で髪が広がりやすくなるのはなぜ?
静電気は冬になると発生しやすくなります。
パチッと痛い静電気のことを好きな人はほとんどいないと思いますが、どうやって静電気を防げば良いでしょうか。
静電気が発生しやすい条件というのがあります。
- 湿度が20%を下回る
- 気温が25度を下回る
この2つの条件が揃うと静電気が起こりやすくなります。
気温が低くなり、北風が吹くようなお天気の時は、マフラーを巻いて外出することが増えてきます。
ロングへアーの女性は、マフラーとの摩擦で静電気が発生しやすくなります。
せっかくヘアスタイルを整えても、外出した途端に髪が静電気でもわっと広がってしまうのは、ロングヘアに共通のお悩みではないでしょうか。
冬の静電気対策でパサつきを防ぐ方法
冬の寒さや空気の乾燥から髪を守り、静電気の発生を抑えるための対策をご紹介します。
アウトバストリートメントを使う
トリートメントには、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあります。
冬には洗い流さないアウトバストリートメントを使うようにします。
髪の表面に油分のコーティングをすると、髪内部の水分の蒸発を防ぐ効果があります。
お風呂の中で使うトリートメントは、コーティングの効果よりも、髪に美容成分を浸透させることに重視しているので、洗い流すと表面のコーティング効果としてはそれほど強くありません。
タオルドライした状態で使えるヘアオイルやヘアクリームでも良いです。
髪にムラなくなじませることが大切なので、手の平にしっかり伸ばしてから丁寧に馴染ませるのがポイントです。
静電気が起こりにくいブラシやコームを使う
プラスチック製のブラシやコームを使うと、静電気が起こりやすくなります。
プラスチック製の下敷きを擦って髪の毛を逆立てたりして遊んだりした経験があればイメージできますね。
豚毛のブラシや木製のコームなどは、静電気を起こしにくいので試してみても良いと思います。
プラスチック製のブラシでも、静電気を抑える加工をしているものがあるので、ヘアケア製品だけじゃなく、お手入れに使う小物にもこだわってみましょう。
衣類や寝具の素材をチェックしてみる
ナイロン製、ポリエステル製、ウール製など化学繊維が摩擦すると静電気が発生しやすいので、マフラーや帽子など髪と摩擦するアイテムは、静電気の発生しにくい素材を選ぶのも静電気対策になります。
木綿、麻、シルクなどは静電気が起こりにくい素材です。
洋服だけじゃなく、枕カバーや毛布など、冬の寝具も静電気の発生の原因になります。
眠っている間に髪が摩擦することを防ぐために、寝具の素材選びも朝のスタイリングを左右するのでチェックしてみましょう。
冬の髪のパサつき対策についてのまとめ
寒さや乾燥で髪がダメージを受けやすい冬は、静電気対策をすると髪のダメージ予防にもなります。
しっとりとまとまったツヤのある髪を保つと、北風の中でも輝いて見えると思います。
丁寧なお手入れで美髪を守っていきましょう。