冷たく乾いた空気になる冬の外出は、髪の毛がパサパサになってしまうことがあります。
手肌や唇などはしっかりクリームで乾燥対策をしていても、髪の毛の乾燥対策まで万全にして冬に備えている人はそれほど多くないのではないでしょうか。
そこで今回は、パサパサ髪を防ぐヘアケアをご紹介します。
髪の毛が乾燥ダメージでパサパサになる原因もチェックしていきましょう。
目次
冬の髪の毛がパサパサになる5つの原因
冬の髪がダメージを受ける主な原因です。
思い当たることがないかチェックしてみましょう。
暖房による乾燥
エアコンの暖房は温風が空気を乾かしてしまうので、温かい室内にいても乾燥してしまいます。温風が髪の毛に直接あたる時間が長ければパサパサになってしまいます。
静電気のダメージ
冬になるとマフラーや帽子などで防寒して外出することが増えます。化学繊維のマフラーや帽子は静電気を発生させるので静電気で髪の毛がパチパチと刺激されてダメージを受けてしまいます。
低温による栄養不足
頭皮が冷えてしまうと血行不良になり、髪の毛に運ばれる栄養が届かなくなることがあります。
洗髪時のお湯の温度
夏よりもシャワーの温度を高く設定する冬は、頭皮や髪の毛に必要なうるおいを溶かして奪いやすくなります。
ブラッシングの方法
乾燥や静電気で髪の毛がパサパサになりもつれやすくなると、ブラッシングの時に髪を傷めてしまいます。無理に強い力をかけてブラッシングすると余計にキューティクルが剥がれてパサパサになります。
ヘアトリートメントでパサパサを防ぐ
健康な髪の毛はキューティクルがしっかりとバリアしているので、髪の内部のうるおいや栄養が逃げ出すリスクは少ないです。
しかし、冬の乾燥はキューティクルを硬く壊れやすい状態にしてしまいます。
毎日のヘアケアで乾燥対策をしっかり行えば、冬になってもパサパサの髪の毛に悩まされることも少なくなるでしょう。
サロントリートメントとホームケアの違い
ヘアサロンで行うトリートメントと自宅で行うトリートメントでは、使っているトリートメントに含まれる栄養成分が違います。
ヘアサロン仕様のトリートメントを購入して自宅で使えば同じ効果を得ることができます。
ヘアサロンでトリートメントをしてもらうと、温めながらしっかりとトリートメント成分を浸透させることができます。
さらに、頭皮にはトリートメントをつけないように丁寧に髪の毛をケアをしてもらえますし、傷んでいるところと傷んでいないところを見分けて効果的なお手入れをしてもらうことができます。
トリートメントは温めた方が浸透力が高くなるものなので、専用のマシンを使ってトリートメントの効果を高めるなど、ヘアサロンでは自宅ではできない方法でケアをしてもらえます。
自宅で同じようにした場合は、ドライヤーの温風を使うか、入浴しながら温めるなど方法は限られてしまいます。
以上が、プロのケアとホームケアの違いといえます。
ホームケアトリートメントの優れている点
1回のトリートメント効果を比較すれば、ヘアサロンの方がより効果を実感できると思います。
しかし、自宅で行うトリートメントにもメリットはあります。
まず、技術料のかかるヘアサロンのトリートメントと比べて経済的なメリットがあります。
毎日トリートメントすることもできるので、冬のパサパサ髪を防ぐためには定期的なサロントリートメントだけよりも、こまめなホームケアトリートメントの方が効果的な対策になることもあるのです。
市販のトリートメントでも、毎日ケアを続けることでパサパサを防ぐ効果は期待できます。
シャンプー後にお風呂で使うトリートメントとアウトバストリートメントを併用すると、ホームケアだけでも髪の乾燥パサつきを防げるでしょう。
冬に髪の毛がパサパサになるまとめ
冬の冷たく乾いた空気は、肌にも髪にもダメージの原因を作ります。
お肌の保湿をするように、髪の毛の乾燥対策も頑張りましょう。