ヘアスタイルを整えたり、アレンジしたりするときに便利なスタイリング剤は、種類が色々あって、どう使ったら良いのか迷うことがあります。
スタイリング剤の特徴を知らないまま使うと、せっかく整えたのに崩れてしまうなんてこともあるので、種類によって最適な使い方をマスターしましょう。
そこで、スタイリング剤の種類ごとのポイントを、美容院の使い方をヒントにしてまとめてみました。
目次
スタイリング剤の種類
美容院で最後の仕上げに、「スタイリング剤を使ってもいいですか?」と聞かれることがあります。
その時に使うスタイリング剤の種類や特徴、そしてどのようにして使っているのかをしっかり観察しておくと、自分でスタイリング剤を使う時の参考になります。
まずは、スタイリング剤の種類からチェックしましょう。
- ワックス
- ミスト
- スプレー
- ムース(フォーム)
- ジェル
美容院で使用する主なスタイリング剤はこのようなタイプに分かれています。
その他にも、ヘアクリームやヘアオイルなどで仕上げる場合もあります。
しかし、ヘアクリームやヘアオイルについては、髪の毛のパサつきや乾燥から守り広がりを抑えるために使用するスタイリング剤というよりも、「ヘアケア目的」で使用します。
スタイリング剤の種類別の特徴
スタイリング剤の種類によってそれぞれ特徴があります。
理想通りのスタイリングに仕上げるためには、特徴となるポイントをチェックして使い分けることが大切です。
では、それぞれのポイントをご紹介しましょう。
ワックス
ハードからソフトタイプまであるので、思い通りのヘアスタイルに仕上げるためにはワックスは大活躍します。
毛先だけを遊ばせたり、毛の流れをつけるのにもワックスは便利です。
髪の毛をカチカチに固めないので、ニュアンスが柔らかくなります。
美容院でもワックスは活用していますから、仕上げのスタイリングに使う時には、ハードなのかミディアムなのかソフトなのか教えてもらうと良いでしょう。
ミスト
ミストは、ワックスと同じように髪の毛をアレンジするのに使います。
水分が多いので、乾くとワックスよりも軽い仕上がりになるのが特徴です。
前髪のクセつけの使ったり、巻いた髪をナチュラルに仕上げる時に使います。
スプレー
スプレーは、スタイリング剤としては幅広く使われます。
特徴はスタイリングをキープすることなので、ヘアレンジして整えた最後に使用すると、崩れるのを防ぐ効果があります。
スプレーにもハードからソフトまであり、使い方を工夫するとストレートヘアのサラサラをキープするためにも使えます。
美容院では、アップスタイルの最後の仕上げに使うことが多いですが、自分でアレンジヘアをした時に使うスタイリング剤としては使いやすいでしょう。
ムース(フォーム)
ムース状になったスタイリング剤は、仕上げとして使用するよりも、髪全体になじませてスタイリングをする前に使うものです。
ポイントは、水分が多く髪全体になじませやすいので、ロングヘアの毛先のアレンジなどに便利です。
ソフトな使い心地ですが、しっかりハードにスタイリングできるムースもあります。
ジェル
ジェルは、乾くとしっかり固まるのが特徴なので、美容院の仕上げに使用することは少ないです。
ウェットな仕上がりのスタイリングをする場合は、今もジェルを使うことはあるかも知れません。
しっかり固めたい髪型にする時には、ジェルは便利なスタイリング剤ですが、一度固まってしまうと水で洗い流さないと直すことができないのが特徴です。
スタイリング剤の種類に迷った場合は
スタイリング剤を選ぶ時は、自分が使いやすいタイプと、手直しがしやすいものから試してみましょう。
いきなりジェルやスプレーなど、ハードに固まるもので仕上げてしまうと、気に入らなかった場合にわざわざ洗い流さないといけないので困ります。
ワックスは、固まらないのにクセをつけやすいので、初心者でも使いやすいスタイリング剤です。
美容院でワックスを使って仕上げてもらったら、その使い方を参考にしてトライしてみましょう。
スタイリング剤の種類についてのまとめ
スタイリング剤の種類ごとの特徴がわかると、その日の気分で色んなスタイリング剤でアレンジを楽しめるようになります。
ぜひ、色んなタイプのスタイリング剤を試してみてはいかがでしょう。
ヘアスタイルを作るためのポイントです。