アウトバストリートメントは、毎日のヘアケアにプラスするだけで美髪に導いてくれる頼もしいアイテムです。
ヘアカラー、パーマ、アイロンなど、日々の髪へのダメージは蓄積するばかりです。
お風呂の中で使うトリートメントも良いですが、使い方次第ではアウトバストリートメントの方が効果的と言われています。
そこで、アウトバストリートメントの効果的な使い方や特徴についてご説明します。
目次
アウトバストリートメントの特徴とは
アウトバストリートメントは、洗い流さないトリートメントとも呼ばれるもので、シャンプー後の濡れた髪に使いそのまま洗い流しません。
そもそもお風呂の中で使うトリートメントとは、髪の毛に栄養は美容成分を浸透させてダメージをケアする目的で使うものです。
濡れた状態の髪の毛は髪の表面のキューティクルが少し開いているので、美容成分や栄養がしみ込みやすいことと、お風呂の中で温めることでさらに浸透力が高まるのでダメージ補修が主な効果です。
ひどいダメージを受けている髪に効果的なトリートメントですが、洗い流すことで髪の表面をコーティングする効果は少し弱まります。
一方アウトバストリートメントは、タオルドライした後の髪になじませてそのままドライヤーで乾かします。
よって、髪の毛の表面のコーティングの最後の仕上げとして使うと効果的なのです。
アウトバストリートメントの効果
髪の表面のキューティクルは、ウロコのように重なり合って髪を保護しています。
髪の内部には、たんぱく質で構成された層があり、内部のたんぱく質が逃げ出さないように守っているのです。
そのキューティクルがダメージによって剥がれてしまうと、もう二度と再生しないのです。
アウトバストリートメントの効果は、ダメージによって剥がれているキューティクル部分に付着して代わりに膜を張って保護するのです。
乾燥、紫外線、ブラッシングの摩擦、ドライヤーやヘアアイロンの高温と、ヘアカラーやパーマ以外にもダメージの原因は山ほどあります。
そんなダメージから守る効果を持っているのがアウトバストリートメントの大きな特徴です。
アウトバストリートメントの種類
アウトバストリートメントには、いくつかのタイプがあります。
大きく分けると3つのタイプになるので、それぞれの特徴を比較してみましょう。
クリームタイプ
保湿効果が高いクリームタイプは、毛先のパサつきや広がりを抑えるのに効果的です。比較的しっとり感が強いので、毛量が多くて広がりやすい髪をまとめるのに向いています。
ミルクタイプ
伸びの良いミルクタイプは、全体になじませやすく、油分と水分のバランスを整えるのに適しています。軽い使用感なので、べたつきが苦手な方におすすめです。
オイルタイプ
髪の表面をオイルコーティングすることで、乾燥から守るタイプです。オイルの種類によっては、紫外線ダメージから守るものもあります。
アウトバストリートメントの使い方
アウトバストリートメントの特徴を生かす使い方をご説明します。
毛先から順番になじませる
髪の根元よりも毛先の方がダメージが蓄積されているので、毛先から徐々に馴染ませるようにしましょう。
手の平でしっかり温める
トリートメントは温めた方が浸透しやすいので、手の平に出して体温で温めてからなじませます。
ドライヤーで乾かす
ドライヤーで乾かすことで、キューティクルが密着します。アウトバストリートメントには熱から守る効果もあるので、しっかり乾かすようにしましょう。
アウトバストリートメントの特徴についてのまとめ
アウトバストリートメントは、お風呂の中で使うヘアケアだけでは叶わない部分をサポートしてくれます。
うまく使いこなして、美髪を目指していきましょう。