髪の毛の強いクセをストレートにする縮毛矯正は、ヘアサロンで時間もお金もかけて行うメニューです。ですから、できるだけ長持ちさせたいものです。
せっかく縮毛矯正して、サラサラヘアになったのに、すぐに髪の毛にクセが出てくるのは困りますよね。
縮毛矯正後の手入れについて、美容師さんのアドバイスが参考になりますが、シャンプーについてアドバイスされたことはありませんか?
ここでは、きれいなサラサラヘアを一日でも長持ちさせるために、押さえておきたいポイントをご紹介しましょう。
目次
縮毛矯正をした後のシャンプーはいつから?
毎日欠かさずシャンプーするのが当たり前の世の中。
よって、美容院に行ったその日も自宅でシャンプーする人は少なくないでしょう。
しかし、カラーリングをした時やパーマをかけた時などでも、美容師さんによっては「今日はシャンプーは控えた方がいいですよ」という人もいます。
縮毛矯正もこれは同じです。
薬剤を使って毛髪のクセを矯正しているので、その矯正の効果を長持ちさせるためには、定着させる時間が必要となります。
縮毛矯正に使用する薬剤は2剤式が主流です。
毛髪の表面を開く1剤を使いながら、アイロンなどで熱を加えて毛髪のクセを伸ばし、最後に2剤の薬液効果で矯正した毛髪をしっかり固定します。
薬剤による固定を長持ちさせるためには、少なくとも24時間はシャンプーしない方が良いのです。
一日くらいなら、シャンプーしなくても問題ないはずなので、せっかくの縮毛矯正効果をキープするために、24時間はシャンプーを控えるようにしましょう。
縮毛矯正の後、24時間以上シャンプーを控えた時の効果は?
縮毛矯正の後のシャンプーは、24時間以上経てばそれ以上ガマンしても意味がないというわけではありません。
これは、毛髪のクセの度合いにもよる個人差もありますし、使用する薬剤の種類によっても違うので、一概には言えませんが、本当は48時間はシャンプーしない方が薬剤の効果がしっかり定着するという説があります。
しかし、汗をかいたりする暑い季節には丸々2日間もシャンプーをガマンするのは厳しいですよね。
あくまでも48時間は理想であって、最低でも24時間はシャンプーを控えるようにしましょう。
縮毛矯正後の正しいシャンプー方法とは
縮毛矯正を長持ちさせるためには、できるだけ毛髪同士を摩擦させないで洗うようにするのがポイントです。
正しいシャンプーのやり方なので是非とも参考にして下さい。
- 髪を濡らす前にブラシで軽くとかします。
- しっかりと全体を濡らします。
- 1分以上かけて予洗いして汚れを浮かせます。
- シャンプーを手の平でしっかり泡立てます。
- 毛髪よりも頭皮を洗います。
- 髪はやさしくもみ洗いします。
- しっかりすすぎ流します。
この手順でシャンプーしましょう。
タイルドライの時にも髪をゴシゴシ擦らないように注意してください。
タオルで頭を包み、ポンポンと叩くようにして水分を吸着させるようにすると良いでしょう。
シャンプー後の髪の毛のお手入れ方法とは
シャンプーをした後に、そのまま濡れた状態で自然乾燥させるのはやめましょう。
髪の毛は濡れた状態だと、コーティングの役割をするキューティクルが開いています。
そのままの状態が長くなると、キューティクルが乱れた状態で乾いてしまうので、クセが出やすくなるのです。
シャンプーをした後には、できるだけ素早くドライヤーを使ってしっかりと乾かすようにします。
キューティクルがキュッと閉じて乾いたら、最後に冷風に切りかえると、ツヤが出やすくなります。
シャンプー以外で縮毛矯正効果を長持ちさせるためには
縮毛矯正をしている間は、その効果を長く持たせるために、シャンプー以外にも注意しておきたいポイントがあります。
例えば、髪のアレンジをする時にゴムで結ぶことです。
結んだ部分から矯正の効果が取れやすくなりますので、アレンジする場合は軽くまとめられるようにしましょう。
ブラッシングもやり過ぎは注意です。
寝相が悪くて朝の髪にクセが付きやすい場合は、ナイトキャップや髪を保護するカバーを使うのも良いと思います。
まとめ
縮毛矯正は、髪の毛へのダメージも大きいので、毎日のヘアケアもしっかり行わないといけません。
クセがなくても、傷んでバサバサになると広がりやすいので、シャンプー後のトリートメントなど、丁寧なヘアケアを行うようにして下さい。