ヘアアレンジに役立つアイテムがヘアアイロンです。
最近では180度以上の温度調整が可能な美容院仕様のものも出てきているので、それらを利用すれば自宅でも簡単にプロがしたような仕上がりを期待することができます。
ただし、髪の負担とならないようヘアアイロンの使用時にはポイントを抑えておくことが重要です。
目次
美容院が教えるヘアアイロンの温度調整と使い方とは
1.ヘアアイロンは乾いた髪に使うこと
濡れたままの髪にアイロンをあてると、髪の毛の水分が蒸発していくと共にキューティクルに対しても大きなダメージを与え焦げついた状態になってしまう可能性があります。必ずドライヤーで乾かすなどしてからヘアアイロンを使用することが大切です。
2.ヘアアイロン専用スタイリング剤、洗い流さないトリートメントをつけること
ダメージをできるだけ軽減するために、ヘアアイロン専用のスタイリング剤を使用すると良いでしょう。これによって仕上がりがよりきれいになること、またそれが長持ちすることも期待できます。
3.ヘアアイロンの温度調整について
基本的には160~180度で使用してください。髪のダメージが気になる場合は、最初から低めの140度以下が良いでしょう。
4.毛流れを揃えてからヘアアイロンをする
スタイリング剤などを付けた後、目の粗いブラシで髪を整えます。整えた後には、ヘアアイロンをあてる部分がわかるよう、それ以外の部分はヘアピンなどでまとめておくとあてやすくなります。
あてたい部分の髪を適量、束にしたらコームを通して毛先を指で掴みます。
そのままの状態でヘアアイロンをあてていきます。
5. ヘアアイロンを同じ部分に何度もあてないこと
ヘアアイロンを何度も同じ部分にあてるのは避けましょう。例え低温であったとしても、熱を何度もあてること<でspan style="background-color: #ffff00;font-weight:bold;">髪に熱が蓄積されダメージが進行してしまう原因となることがあります。
6. ヘアアイロンを長い時間髪にあて続けないこと
髪に熱をあてる時間を長くするようなことは避けましょう。なるべく5秒以内で使用しましょう。
くせをしっかりつけたい場合は、一度にとる毛量を少なくして、毛並を揃えてアイロンしてください。
一回にあてる髪の量を少なくするためには、髪をあらかじめブロッキングしておくこともおすすめです。
7.しっかり髪を冷やすこと
カールアイロンで髪を巻いた場合、髪を巻いたらすぐに次の毛束を巻かずに、巻いた髪の形を手のひらでキープしたまま5秒ほど髪を冷やします。そうすることによって、カールがキープされて崩れにくくなります。
ストレートの場合はドライヤーの冷風で全体を冷やすなども良いでしょう。
8.仕上げ
アイロンをされた後は髪の毛が熱で水分が少なくなっているため、パサつきが気になる方は洗い流さないトリートメント、ワックス等で保湿してあげましょう。よりスタイルを崩さないよう、仕上げにカール専用スタイリング剤、スプレーなどを使用されると良いでしょう。
9.使用後
使用されたヘアアイロンは温度を高温設定のまま電源を切る事は避けましょう。次に使用する時にそのことを忘れていた場合、大きなダメージにつながってしまう恐れもあります。
また火傷を防ぐためにも、低温設定に戻してから電源を切る癖をつけておくと安心です。
使用後は、必ずヘアアイロンが冷めてから保管してください。
冷めた後は、洗面台にあるタオルホルダーにかけるなどの保管方法でも良いですが、乾いたタオルなどで巻くようにすると傷がつかず、なおかつ持ち運びにも便利です。
最後に
最後に、ご自宅でのヘアアレンジを楽しまれる方が増えている中、ヘアアイロンも使用される機会が多いと思います。正しく使用することでダメージ軽減、カラーの色持ちアップなどにつながりますので是非とも実践してみてください。