「ヘアカラー後、なぜシャンプーをしてはいけないのかな?いつからならいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?
お出かけ前に美容院でヘアカラーをしてもらって1日過ごした夜には、シャンプーで髪の毛を洗いたくなってしまうこともあると思います。
なぜヘアカラーや白髪染めをした日の夜にシャンプーをしない方が良いのか、翌日以降にシャンプーをするときのポイント、ヘアカラー後の髪のお手入れ方法をご紹介します。
目次
ヘアカラーした日のシャンプーはNG
美容院で「今日はシャンプーをしないでくださいね!」と言われたことはありませんか?
美容師さんのその言葉には、少しでも長くヘアカラーをキレイな状態で楽しんでもらいたいという気持ちが詰まっています。
ヘアカラーは、染めて洗い流して乾かして、美容院から出るときには完成しているというわけではありません。
美容院から帰った後も、髪の毛が空気に触れて酸素に触れることで、ゆっくりと髪の毛にヘアカラーが定着していきます。
ある程度ヘアカラーが定着するまでには、少なくとも24時間程度の時間が必要だと言われています。
また、しっかりと定着させるためには1週間程度かかるともいわれています。
定着前にシャンプーを使ってしまうと確かに頭皮の汚れとかも取り除く事は出来ますが、それと同時にヘアカラーも洗い流してしまいます。
ヘアカラーをした当日は、シャンプーをしない方が良いと言われているのはそのためです。
ヘアカラーした次の日からのシャンプー方法とは
ヘアカラーをした翌日であればごしごしと洗っても良いわけではありません。
髪の毛に負担を掛けて傷んでしまうと、カラーのもちが悪くなってしまいます。
翌日以降のシャンプーは可能となっていますが、まだヘアカラーが定着しているわけではありません。
その為、出来るだけ負担のかからない方法でシャンプーをする事をおすすめします
熱すぎるお湯で洗わない
髪はもともと熱に弱いものですが、カラーをされた髪の毛はもっとデリケートになっています。その結果、ヘアカラーの色落ちにもつながってしまうのです。
なるべく洗う時は体温位の35~36℃のお湯を使って洗うようにしましょう。
ごしごしこすらない
ヘアカラーをした後のシャンプーでは、髪の毛をゴシゴシとこすらないように注意しましょう。ヘアカラーによって負担がかかっている髪の毛は、摩擦にも弱くなっています。
そのためゴシゴシと髪を洗ってしまうと、髪の毛が傷みやすくなり、ヘアカラーの色落ちにも繋がります。
シャンプーをするときは、たっぷりの泡で髪の毛を包み込むように、優しい力加減で洗うということを心がけましょう。
ヘアカラー用または弱酸性のシャンプーを使う
ヘアカラーをした後は、ヘアカラー用のシャンプーを使うことをおすすめします。ヘアカラー用のシャンプーは、もちろんヘアカラーを長持ちさせることを目的としたシャンプーで、ヘアカラーを抜けにくくするための処方で作られています。
また本来弱酸性である髪が、ヘアカラーによってアルカリ性に傾いてしまうことも髪の毛が傷みやすくなる原因のひとつです。
そのため弱酸性のシャンプーを選ぶことも、髪の毛への負担を減らし、ヘアカラーを長持ちさせることにもつながるでしょう。
出来るだけカラーの色持ちをながく、デリケートになっている髪の毛に優しいシャンプーを使用する事をおすすめします。
洗い流さないトリートメントを使用する
ヘアカラー後の髪の毛は、いつもより水分も少なく、熱などによる影響を受けやすくなっています。
そこで、ドライヤーで髪の毛を乾かす前に洗い流さないトリートメントを使用することで、トリートメントがドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれます。
同時にパサつきなども防止してくれます。
紫外線対策
紫外線を浴びると、肌だけでなく髪の毛も日焼けをしてしまいます。
日焼けをしてしまい、髪がダメージを受けると結果的に乾燥しがちになり、さらに負担がかかって傷みやすくなってしまう事があります。
せっかくきれいに染めたとしてもどうしてもその色が抜けてしまう事もあるので、しっかりと日焼け対策をおこないましょう。
日焼け対策としては、紫外線が多いと言う時は帽子をかぶったりする方法もありますが、それ以外にも髪の毛用の日焼け止めを活用しましょう。
最後に
最後に、ヘアカラーは美容院などで染めてもらった時が最もきれいで、その後すぐに色があせて行ってしまうと言うものではありません。正しくお手入れをすると、より長くそのきれいな状態を保つ事が出来るようになります。
よりカラーを色落ちさせないように、よりデリケートになった髪の毛をダメージさせないようにしっかりケアしてあげましょう。
カラーリング後の手入れ方法とケア商品など美容師さんにアドバイス頂く事もおすすめします。