ツヤがありきれいな肌色の爪は、ネイルをしていなくても美しくて清潔感のある印象を与えます。
ですが爪の状態は個人差があります。
ボロボロの爪になる原因は何なのでしょう。
爪の健康状態について、きれいな爪になるための対策法についてご紹介しましょう。
目次
爪がボロボロになる原因とは
健康ではない爪は、表面が白っぽくなることや、二枚爪になってしまうなど様々な状態になってきます。
ボロボロになる原因を、爪の状態に分けて確認してきましょう。
爪が白っぽくなる
爪が白く濁ってしまい、爪の下の肌色が透けにくくなるのは、白癬菌というカビの一種に感染したことが原因として考えられます。白癬菌は、水虫の菌と同じもので感染しやすい菌です。
水虫のようにかゆみを起こすことはありませんが、爪の内部に白癬菌が入り込んで繁殖します。
黄色っぽくなることもあるので、爪の色が変わった場合は白癬菌を疑ってみましょう。
爪が割れやすい
爪が乾燥してしまうと、柔軟性が失われて割れやすくなります。冬になると爪が割れやすいと感じるのなら、爪の乾燥が原因と考えられます。
乾燥した爪は白っぽくなることがあります。
水を使う仕事が多い女性や、ネイルを落とすことでダメージが重なることなどが、爪の乾燥に影響を与えていると言われています。
爪の形が変形する
手の爪には少ないのですが、足の爪はハイヒールなどで圧迫され続けることがあります。圧迫によって爪が厚くなり表面がガタガタになることもあるのです。
分厚くなる爪は、ツヤもなくなってしまいます。
爪の色が悪い
爪は体調のサインが現れ、健康のバロメーターとも言われるほどです。例えば、指先まできちんと血液が流れていないと、紫色になったりすることがあります。
健康な爪は、薄いピンク色をしています。
これは毛細血管まで血液が行き届いているからです。
黒っぽい、赤っぽいなど爪の色が悪い時は体調不良が疑われます。
食事制限をしたり、偏った食生活をしていると、栄養不足になり爪がボロボロになることもあるのです。
爪にスジが入っている
爪の表面にスジの筋が入っている場合は、栄養不足や過労などが影響することもありますが、老化現象が原因でスジが出ることもあります。さらに、横にスジが入ってボコボコになる場合は、亜鉛不足であることも考えられます。
高熱を出すような病気をしたり、強いストレスを感じるなど、爪を作る細胞に一時的に強い影響を与えた場合も原因の1つと言われています。
爪が反っている
爪は緩くカーブを描くのが理想ですが、反り気味の爪になる場合があります。爪が反る原因は、指に強い負荷をかける作業をする外側からの原因が多いです。
その他には、甲状腺疾患や貧血が原因で爪が反ってしまうこともあります。
ボロボロの爪を治す方法
ボロボロになってしまった爪は、伸びれば治ることもあります。
しかし、強くて美しい健康な爪の育てるためには、日ごろからのネイルケアが大切です。
白癬菌や体の中の病気から起こる爪の異常じゃなければ、お手入れと生活習慣の見直しで治すことができます。
水仕事は控える
食器洗いや掃除などで水を使う時には、必ず手袋を使うようにしてください。爪が傷む原因になるので、洗剤を使う時は手袋は欠かせません。
爪切りを使わない
爪の長さを整える時に爪切りを使うと、二枚爪のリスクが高くなります。爪が薄くて折れやすいとか、二枚爪になりやすいなら、爪切りはやめてヤスリだけで整えるようにしましょう。
爪の保湿ケアをする
ハンドクリームを塗る時には、爪にも塗りこむようにして乾燥を防ぐようにしましょう。爪にオイルをしみ込ませても良いです。
オイルは爪の表面ではなく爪の裏の指との谷間に1滴落として、しみ出てくるオイルを爪になじませるようにしてください。
爪を強くする栄養を補う
爪に必要な栄養は、たんぱく質、ビタミンB、亜鉛は欠かせません。ビタミンBの中でもB6はとくに重要です。
バランスの良い食生活を心がけましょう。
爪がボロボロになるまとめ
爪がボロボロになってしまうと、ネイルをしてもきれいに仕上がりません。
魅力的な指先を演出するためには、爪の健康が大切ではないでしょうか。