ジェルネイルはネイルサロンで行うことが多いですが、自宅で使えるセルフのジェルネイルも種類が増えているので楽しみ方の幅も広がっています。
ネイルサロンでプロに仕上げてもらう場合も、自分でやる場合も共通するのが、ジェルネイルが剥がれるのが早いというお悩みではないでしょうか。
そこで今回は、ジェルネイルが剥がれる原因とできるだけ長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
ジェルネイルが剥がれる原因
ジェルネイルは、従来のマニュキュアと比べて硬くなるので剥がれにくいのが特徴です。
以前は、調理をする時などにネイルをしているのはタブーというイメージがありました。
しかし、剥がれることが少ないジェルネイルの普及によって、家事に励む女性も気軽にネイルを楽しむことができるようになりました。
そんな剥がれることが少ないジェルネイルなのに、剥がれやすいのにはいくつかの原因があります。
ネイルサロンで行った場合と、セルフネイルでは原因に少し違いがあります。
そこで、共通する原因や個々のそれぞれの原因をチェックしてみます。
ネイルサロンで仕上げても剥がれる原因
ネイルサロンでは時間をかけて下準備をしますので剥がれにくいのですが、もともとの自爪が薄くて折れやすいと曲がりやすくなるため亀裂が入り剥がれ落ちやすくなります。
ネイルに付けるアクセサリーのデザインが凝り過ぎていると洋服などに引っかかりやすく、それが剥がれる原因になることもあるのでゴージャスなジェルネイルは日常生活には向かないのでしょう。
ネイルサロンで行うジェルネイルの料金は、1万円前後が平均です。
安いサロンでは5000円くらいの料金設定もありますが、きちんと下準備に時間をかけて丁寧に施術するサロンは料金も高くなります。
安くても丁寧に仕上げてくれる良心的なサロンはあると思います。
しかし、気を付けていても剥がれることが多いのなら、相場よりも大幅に安い料金設定のサロンは避けた方が良いのではないでしょうか。
長持ちさせるために下準備を丁寧にするサロンほど、時間もかかりますし料金も高くなるのです。
セルフでジェルネイルをすると剥がれる原因
ジェルネイルのキットを購入すれば自分でもジェルネイルをすることはできます。
しかし、やはりサロンで仕上げるのと比べて剥がれやすいのは否めないようです。
セルフジェルネイルが早く剥がれる原因は、下準備が不十分であることが最も大きいと考えられます。
ジェルネイルをする前に、ネイルサロンではプレパレーションという工程をします。
この工程がとても重要で、手を抜けば抜くほど長持ちしなくなります。
自宅でセルフジェルネイルをする場合の下準備としては、爪の表面を滑らかにして甘皮を取り除きベースを塗るだけというくらいでしょうか。
しかし、ネイルサロンではこの倍以上の工程を行ってからやっとジェルを塗るのです。
セルフでジェルネイルをする場合でも、一度はプロが行う下準備を実際に受けて勉強してみるのも良いのではないでしょうか。
よくある失敗例としては、表面を滑らかにして削った粉をきれいに落とさないままジェルを塗ってしまったり、爪の表面の油分を落とさないまま塗ってしまうなど、少し手を抜くだけで剥がれる原因になるのです。
サロンでもセルフでも共通する原因
爪が薄くて二枚爪になりやすいとか、爪の質によって長持ちしにくいのは共通することですが、それ以外にも剥がれる原因になる習慣があります。
それはお風呂の入り方です。
1時間以上も長く湯舟に浸かっているようなら、時間を短くしてみましょう。
お湯に長く浸していれば、いくら硬化させたジェルネイルでも耐久性が落ちます。
できるだけ入浴時間を短く、30分以内を目安にすると長持ちしやすくなります。
髪を洗う時は爪を立てないように注意する、食器洗いをする時は手袋を使うなど、日常生活において指先を保護を意識するだけでも剥がれにくくする対処となるでしょう。
指先をよく使う仕事をする人や爪が薄くて折れやすい人は、爪の長さを短めにして長持ちしやすく工夫してみましょう。