水を使う回数が多い女性の手は、カサつきやすく、ひどくなると肌荒れが皮膚炎のようになってしまうこともあります。
とくに空気が乾燥する冬は、ハンドケアを入念に行わないとカサカサの手になってしまうのでお手入れの大切さを実感する方が多いのではないでしょうか。
美しい手になるためには、正しいハンドケアの方法を身に付けることが必要なのですが、ただハンドクリームを塗っているだけで十分だと考えている方が多いようです。
ハンドケアの方法を見直して、ハンドクリームの塗り方など解説しましょう。
目次
ハンドケアのポイント
ハンドケアは、油分を主成分としたハンドクリームを塗るだけでは十分ではありません。
ハンドクリームを塗る前に、水分を与えることを忘れてはいけません。
ハンドクリームにも水分は含まれていますが、水分が不足している状態でいきなりハンドクリームを塗るよりも、化粧水でうるおわせてからハンドクリームを塗る方がしっとり感を長持ちさせることができるでしょう。
ハンドケアは、3段階の基本があります。
- 1.化粧水でうるおわせる
- 2.ハンドクリームをなじませる
- 3.クリームをなじませながらマッサージをする
この3ステップのハンドケアの基本を意識したお手入れをおすすめします。
ハンドクリームの塗り方のポイント
ハンドクリームを塗る時のコツをご紹介します。
まずはクリームが手肌になじみやすくなるために気を付けたいこととして、温度に目を向けます。
これはハンドクリームだけに限ったことではなく、肌に塗る化粧品やヘアケア製品も同じことで、体温に近くなればなるほど浸透しやすくなります。
とくに油分の多いクリームは、温度が低いと硬めになります。
ですから、ハンドクリームを手の甲に乗せていきなり塗り広げてもクリームのテクスチャーが硬いままで伸びにくくなるのです。
塗り方のポイントです。
クリームを温める
手の平に乗せて両手を合わせて少し温めます。
柔らかくなってから全体に伸ばします。
もしも外出時や水仕事の後で手が冷たくなっている時は、温めてから塗るようにするとより浸透しやすくなります。
クリームを使ってマッサージする
ハンドクリームを塗るタイミングは、手のマッサージをするのに適しています。
手の平や指まで丁寧にハンドクリームを塗りながらマッサージすると、血行が良くなって温まります。
クリームを多めに使う
ハンドクリームを沢山塗ると、ヌルヌルして困ります。
日中にハンドクリームを使う場合は、適量でも良いでしょう。
でも、寝る前にはハンドクリームをたっぷり使ってください。
忙しい日中には細かい指や爪などまで行き届かなかったとしても、寝る前のハンドケアは丁寧に細かく指先まで塗ってください。
手荒れがひどい時のハンドケア
どんなにこまめにハンドクリームを塗っていても、水を使う仕事が多い女性の手は荒れやすくなります。
指先がささくれになったり、ひび割れするようなひどい肌荒れになってしまう時には、スペシャルハンドケアをしましょう。
スペシャルケアの方法は、ハンドクリームをたっぷり塗った後に手袋で保護します。
手袋を使う理由は、クリームのベタベタが髪や寝具につくのを防ぐだけじゃなく、温める効果でクリームの成分の浸透を助ける効果が期待できるのです。
ハンドクリームを使ったマッサージ方法
クリームでなめらかになっている間にマッサージをして血行促進することで、栄養を届けやすくなります。
ハンドクリームを塗る時に簡単なマッサージを習慣にしてみましょう。
- 1.手の平を反対の手で挟み、手首の方から指先までもみ上げます。
- 2.親指の付け根をつかんで指先まで伸ばします。
- 3.両手の指を重ねながら指の又を刺激します。
以上の行程でマッサージしてください。
時間のある時は、親指以外の指も1本ずつ伸ばすように血流を押し上げるようにマッサージしてください。
ハンドクリームで滑りが良くなっている間に終わらせるようにしましょう。
ハンドケア方法のまとめ
手は年齢の出やすいパーツです。
手を見られてガッカリされないように、ハンドケアは大切です。
手を抜かないようにしていきましょう。