髪の毛の自然乾燥はNG!髪の正しい乾かし方と美髪になる洗い方とは

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髪の毛の自然乾燥はNG!髪の正しい乾かし方と美髪になる洗い方とは

お風呂上りに髪の毛を乾かすために、ドライヤーを使うと思いますが、夏は暑いのでついついドライヤーを避けたくなります。
ほとんど自然乾燥で乾いてしまえば、それでOKだと思っているのは間違いで、自然乾燥は髪の毛を傷ませる原因になるのです。

ここでは、髪の毛の正しい乾かし方や洗い方なども含めて美髪ケアの基本をご紹介しましょう。

 

髪の毛を自然乾燥することで起こるダメージとは

髪の毛を自然乾燥することで起こるダメージとは

髪の毛を洗って、せっかくさっぱりしたばかりなのにドライヤーで熱い温風をあてて乾かすなんて、特に夏などはイヤなものです。
また汗が出てしまいそうで、逆に髪の毛や頭皮に悪いのでは?なんて思うこともあります。

自然乾燥でも乾くのに、なぜわざわざ暑いのをガマンしてドライヤーを使って乾かす必要があるのか。
その理由は、「髪のダメージを防ぐ」ためです。

髪の毛を肉眼で見ても表面の構造まではわかりません。
しかし、1本の髪の毛の表面には、無数のウロコのようなものが重なるようについています。
そのウロコのようなものが髪の毛をコーティングしています。

それはキューティクルというもので、髪の毛の内部にあるたんぱく質やうるおい成分を守っているのです。
ウロコのように重なり合っているので、キュッと閉じていると髪の毛を保護する能力が高い状態です。

いつでもキューティクルが閉じていればいいのですが、濡れた時だけウロコが開いてしまいます。
開いている状態が長くなればなるほど、保護することができないのでダメージをまともに受けることになります。

自然乾燥は、髪の毛をしっかり乾かすまでに長い時間がかかります。
その間に髪の毛の内部から水分やたんぱく質が逃げてしまうと、パサつきの原因になるのです。

 

髪の毛を自然乾燥する影響とは

髪の毛を自然乾燥する影響とは

髪の毛の長さや毛量によって、自然乾燥で乾く時間も差がありますが、長い時間がかかるのは間違いありません。
その間に開いているキューティクルはとても剥がれやすくなっています。

キューティクルは一度剥がれてしまうと再生するものではないので、その部分は穴が開いた状態になります。
そこからダメージが広がっていくのです。

キューティクルがキレイに閉じている状態は、髪の毛にツヤがある事になります。
しかし、自然乾燥するとキューティクルが凸凹になって閉じてしまうため、ツヤがなくなりまとまりにくくなるのです。

髪の毛だけではありません。
自然乾燥では頭皮が湿った状態が長く続くので、頭皮の環境が悪くなります。
マラセチア菌が繁殖して、頭皮がかゆくなったり抜け毛の原因を作ることもあるのです。

美しい髪のために、そして頭皮を健やかに保つためにも、自然乾燥ではなくドライヤーを使ってできるだけ早く乾かすようにしましょう。

 

髪の毛の正しい乾かし方とは

髪の毛の正しい乾かし方とは

自然乾燥する事は、メリットが一つもないようなことを書いてきましたが、あえて自然乾燥する事のメリットをあげるとすれば熱によるダメージがないことでしょう。

ドライヤーを使う時は、熱ダメージを与えないように正しい乾かし方をしないといけません。
ドライヤーの高熱で髪の毛や頭皮が傷まないようにしましょう。

乾かし方として押さえておきたいポイントは、「距離」「時間」です。
髪の毛とドライヤーの距離が近いのはダメです。

髪の毛は、熱さを感じないですができるだけ遠くから風をあてます。
ドライヤーのスペックによっては30㎝以上離しても風は届きます。

同じところにあて続けないように、ドライヤーを細かく動かすようにしましょう。
髪の毛の表面ばかりではなく、内側からしっかり乾かすようにしましょう。

 

髪の毛の洗い方にも注意すること

髪の毛の洗い方にも注意すること

髪の毛を自然乾燥するのと同じくらいダメージの原因を作るのが、シャンプーの時の「摩擦」です。
濡れた状態ではキューティクルが開いているので、ゴシゴシと強い摩擦をするとキューティクルは剥がれてしまいます。

泡が摩擦からキューティクルを守る役割をするので、泡をたっぷり作ってから頭皮を中心にマッサージするように洗います。
洗った後のタオルドライの時も、ゴシゴシと摩擦しないように注意しましょう。

 

髪の毛の自然乾燥についてのまとめ

夏は紫外線で髪の毛や頭皮も傷みやすい季節です。
洗い方にも気を付けて、濡れたまま放置する自然乾燥はやめて、手早く乾かしツヤ髪をキープしていきましょう。

 

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