毎日シャンプーをした後に、きちんとドライヤーを使って乾かす人、自然乾燥にしている人など様々かと思います。
しかし、美容院では「すぐ乾かす+乾かし方」一つで、美しいヘアーを保てるかどうかが決まるとも言われてます。
そこで、今回はまず基礎編として正しい髪の乾かし方とドライヤーの使い方をお伝えしたいと思います。
目次
正しい髪の毛の乾かし方とは
髪の毛の自然乾燥はNG
自然乾燥している人も多くみられますが、自然乾燥は髪の毛が傷むと言われています。自然乾燥をすると、生乾きの状態が長く続くので、
- 「頭皮に雑菌が繁殖しやすくなる」
- 「頭皮が臭う原因になる」
- 「パサつきやすくなる」
- 「血行不良によって細くなってしまう」
など多くのデメリットがあります。
しっかりと髪の毛の水分をとってから乾かす
しっかりとタオルで水分で吸いとるようにしましょう。この時に髪の毛をこすりあわせてはいけません。
頭皮を押さえるようにして、水分をタオルに吸収させていきます。
だんだんと毛先に向かって水分を吸収させ、最後に毛先をタオルで挟み込んで水分を吸収させましょう。
タオルドライが不十分な状態だと、その後乾かす時間が長くなってしまいドライヤーによるダメージも増えてしまうので、しっかりと吸収させることが大切です。
正しい髪の毛の乾かし方!スタイルの事も気にしつつ乾かす
ヘアスタイルをキープするために重要なことは、一番はカットなど美容室での施術メニューですが、次に大切なのが髪の毛の乾かし方です。
きちんと髪の毛を乾かすことができればヘアスタイルが崩れることが少なくなります。
まずは前髪から乾かすようにする
ヘアスタイルで最も大切なのは前髪です。そのため前髪の根元から変な癖がつかないように乾かします。
前髪以外でもくせの出やすい部分は先に乾かすことも心がけましょう。
髪の毛の乾かす順番とは
髪の毛を乾かす順番としては、「前髪」
↓
「くせの出やすい部分」
↓
「全体の根本」
↓
「毛先」
以上の順番が最も効率よく綺麗に髪の毛を乾かすことができます。
ドライヤーの熱には注意
ドライヤーの温風は約110℃もあります。よって、髪、顔にドライヤーを近づけすぎたり、長時間あててしまうと、火傷や熱ダメージの恐れもありますので注意しながら使用しましょう。
髪の毛の保護ケアも大切
熱風から髪の毛を保護するために、洗い流さないトリートメントなどを使用しましょう。洗い流さないトリートメントを、まず手のひらに1プッシュから2プッシュほどのせましょう。
トリートメントを掌でよく伸ばして、毛先を中心になじませていきます。
このようにすることでむらなくトリートメントを行きわたらせることができます。
そして最後にあらめの櫛を使ってとかせば、全体まんべんなくトリートメントを行き渡らせることができます。
ドライヤーの冷風も使いこなそう
髪がしっかりと乾いたら仕上げにドライヤーのスイッチを冷風に切り替え、1分ほど全体に当てていきましょう。冷風をあてるとより髪のキューティクルが整いツヤ感がアップします。
ちなみに、この時にまだ冷たくなる場所があればその部分は乾いていません。
再度、温風を当てしっかりと乾かしてください。
時間がない場合の髪の毛の乾かし方とは
時間のない場合、どうしても早く乾かしたいという時もあるでしょう。
その際は、タオルをかぶってドライヤーをかけると、タオルが水分を吸収しながら、髪の毛を乾かすことができるので効率よく短時間で乾かすことができます。
タオルがマイクロファイバーのタオルであれば、さらに効率よく乾かすことができます。
髪の毛を乾かす場所も重要
洗面所や浴室は湿気が多い場所なので乾きにくいでしょう。特に入浴後は洗面所の湿度が上がっているので、乾かすのに時間がかかってしまいます。
リビングなどの湿度が少ない場所で乾かすようにすると、時間を短縮できるでしょう。
美容師がおすすめするドライヤーとは
大風量のドライヤーを使うようにしましょう。
美容師がお勧めするものとしては、ワット数が1200ワット以上のものです。
特に風量が強いものを選ぶと、より早く乾かすことができるでしょう。